虫歯や歯周病などの歯科疾患を未熟に防ぐことで、長く健康に美味しく食事ができるようになります。 また、治療終了後の再発を極力防ぐことができます。
歯科治療は治療が終了して終わりではなく、治療したところが再発しないようにしていくことがとても重要
です。
次の表は定期検診を受けている人の割合と80歳の時点で残っている歯の本数を各国とで比較したもの
です。
定期検診の受診率の差が、残っている歯の本数の違いにはっきり現れています。
このデータを見れば、予防の大切さがはっきりとわかります。
当院では、患者様がいかにリラックスして治療に専念できるか、また、いかにして患者様との信頼関係を構築するかを重要と考えておりますので、患者さんごとの担当歯科衛生士制を導入しています。
治療後の予防処置、保健指導を一人の歯科衛生士が担当し、患者さんのお口の健康管理を行っていきます。
担当歯科衛生士は、患者さんの生活習慣や治療履歴などをベースに、お口の定期検診をご提案したり、セルフケアの方法、食生活や生活習慣改善を考慮した予防計画のご提案を行っています。
ご自身でのブラッシングと食生活がとても大切です。ブラッシングは毎食後するのが理想です。食生活に関しては食事をすると菌が活性化して口腔内を酸性にします。
しかし口腔内は唾液によって干渉作用がありますので、少し経つと中性に戻ります。酸性の状態が長く続くと歯を脱灰(溶かす)するのでダラダラと食事をすることはよくありません。
歯科医院専用の器具や薬液を用いる予防処置を言います。主にPMTC、ディプラーキング、フッ素の塗布、ハイリスク部のチェックです。
歯科医師や歯科衛生士など、歯科医療のプロが専門器具を使って歯をクリーニングします。 プラークや歯石など、毎日の歯磨きでは落としきれない汚れを除去します。
歯の生え方やお口の状況は患者さんごとに違います。患者さん一人ひとりに合った歯磨き方法を指導いたします。
フッ素を定期的に塗布することで歯質が強化され、虫歯への抵抗力が高まります。さらに初期段階の虫歯であれば再石灰化を促すことで自然治癒が期待できます。お子様はもちろん大人の方にも効果があります。
生活習慣の乱れがお口のトラブルの原因になることもあります。患者さんごとのライフスタイルに合わせて、予防歯科の観点から生活改善のアドバイスを提案いたします。